炭焼き体験
 暖炉を使用するには薪が必要です。山から木を切り出し枝をはらい、90cmに揃えて30cmと45cmに切り、それを暖炉用に割り、さらに乾燥させてから配達しています。
 暖炉屋を始めて、数人の炭焼きのお爺さんにお世話になりました。
 プロという言葉がありますが、チェーンソーの使い方、木の倒し方、薪の割り方、何もかもが勉強になります。山の話はとても面白くて、時間を忘れてしまいます。お猿さんの話、親とはぐれた子リスを飼っていた話、熊と鉢合わせした話、マムシの話・・・etc
 もう10年も前になりますが、一番お世話になった大風長作(おおかぜちょうさく)さんが炭を釜から取り出す写真を載せてみました。炭には白炭(はくたん)と黒炭(こくたん)があり、写真は白炭です。
 砂をかけて冷やします。また煙突からは木酢液がとれます。